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AV女優は復讐を胸に秘めているのではないか。そんな考えが浮かんできました。
復讐を胸に秘めた女がいるとする。理由は誰も知らないが、ある女を殺したいほど憎んでいる。しかし女には、腕のいい弁護士の彼氏もモラルの無い医者の友達もいない。暴力団、やくざ、そんな言葉はドラマの中でしか聞いたことが無いような女である。ならば実力行使、ナイフを鞄に忍ばせ出掛けようとしたこともあるが、玄関の鍵を閉めようとして、立ち止まった。もう、ここには戻れない、そう思うと、すっと涙が出てきた。人殺しのできるような女ではない、つまり、ごく普通の女なのだ。それでも、殺意だけは胸に突き刺さったまま、どんどん膨らんでいくように思われた。復讐は何も生まない、そんなキレイごとで治まるような気持ちではなかった。
女はAV女優になった。まだ比較的若く、人気もそこそこ出だしている。源氏名、と言うのが正しいのか、女はAV女優の仕事をする時、本名を名乗らない。女の源氏名は、女が殺したいほど憎んでいる、あの復讐相手の名前。いつかNo.1のAV女優になって、日本中に彼女の名前を轟かせるのが女の夢、そして、女の復讐。
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