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絵を生き甲斐に老後を一人で過ごすお婆ちゃんのドキュメンタリー番組を見ました。近所の方が持ってきてくれた梅の花から着想を得たりしながらおばあちゃんは、ゆっくりひとつひとつ、水彩絵具で自分の思いをキャンパスに描いていました。
おばあちゃんの作品のひとつ、題『夏の名残り』。画面が絵の下から上へ徐々にシフトしていくと、夏の風物詩が次々とコラージュのように現れます。海、風鈴、蚊取り線香。そして絵の最上部が映し出されて、そこには水の中にいるように揺蕩い目を瞑る上裸の女が描かれていました。老婦が夏の名残りに描きたかった若き日のエロス。私は、人生の妙を垣間見た心地がしました。
おばあちゃんの作品のひとつ、題『夏の名残り』。画面が絵の下から上へ徐々にシフトしていくと、夏の風物詩が次々とコラージュのように現れます。海、風鈴、蚊取り線香。そして絵の最上部が映し出されて、そこには水の中にいるように揺蕩い目を瞑る上裸の女が描かれていました。老婦が夏の名残りに描きたかった若き日のエロス。私は、人生の妙を垣間見た心地がしました。
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