第百四の手記

生物学実験の途中、男友達と二人きりになったので、エロい話に花を咲かせておりました。以前の飲み会では制服萌えがテーマでしたが、今日は「いろんな女優の顔を見すぎて自分の好みの顔立ちが体系化できつつある」話でした。場は盛り上がり、私が女優の顔が並びすぎて見ていて気持ち悪くなった話をした後、相手が自分の好きな女優を発表しようとしたちょうどその時…っ！扉が開き、理学部のマドンナと呼び声高いＡさんが実験室に入ってきたのです。彼女は私たちの方をまっすぐな眼でみつめ、「何の話してたの？」と問いかけました。

咄嗟に私は「好きな猫の話をしてたんだよ」と答えました。

思い返すに、我ながら素晴らしい返答をしたものだと感じています。