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恥の多い生涯を送っています。
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『ルパン三世のテーマ』の冒頭部、どうしたって勘違いを引き起こす箇所があるわけですが(私は「ルパンルパーン」と言っているに違いないと固く信じて疑いませんでした)、あの狂気さえ感じさせる女性の声が「ルパン the third」と言っていること、そしてthe thirdが三世を意味していることを中学の英語の先生に教わったときは、目から鱗、袖に涙の感激だったと記憶しております。


そして私は、「官能小説」を長いこと「観音小説」だと思っていたのでありました。


幼くウブだった私にとって「観音小説」はまさに、菩薩の荘厳さを以て絶対的エロを啓示している、経典(きょうてん)に他なりませんでした。私はエロチシズムに、畏敬の念さえ抱いていたのです。

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「夜のピクニック」という本を読みました。
高校生活を締めくくる行事は、修学旅行とはとても呼べない、ただひたすらに友と歩き続ける24時間。その歩行祭の中で、高校生が高校生なりに他者との関係性や恋愛などについてあれこれ考える、といった内容でした。途中間延びしたのは歩行祭の過酷さの表現だろうと目を瞑れば、クライマックスへと少しずつ歩み行く主人公の心理描写が非常にキメ細やかで、素晴らしい作品だったと思います。


ただ、「夜のピクニック」を一文字変えると、「夜のテクニック」になりますね。


この変換を脳内で行った後、ひとしきり苦笑し、そして、
ふっと泣きたくなりました。

犬という動物は、特に人に飼われることで進化してきた動物だそうです。犬を飼った経験の無い私ですが、フランダースの犬や太郎次郎物語に鑑み、言語を介せず家族同然の信頼関係が築かれるというのは、さぞ新鮮な心持だろうと大いに憧れを抱いておりました。
しかし甚だ遺憾なのは、本来心の絆で結ばれるべきところの人と犬が、首輪と縄(昨今の愛犬家に言わせればこれらは差別的表現にあたるそうですが、リードと言ってみたところで変わることはあまり無いでしょう)などという不埒な道具を以って、ただひたすらに縛り縛られるだけの主従関係になり果てている場合が数多あるということです。

「犬という言葉から、下僕めいた響きが消え失せんことを。」

手を放した途端に逃げ走る飼い犬のような疾走感で願います。

歯医者さんというのは、どこか世離れしていると思います。

このナノテクノロジーの時代にあってなぜ例のあの機械はあれほどの爆音をさせるのでしょうか。歯医者さんの受付をしているお姉さんはなぜああも美しく見え、歯医者さん自身はなぜ変態のごとく描写されがちなのでしょうか。東京大学物語など、なぜ歯医者さんにはそこそこエロい漫画が置いてあるのでしょうか。

他にも様々な疑問があり、また私には患者と歯医者(「歯」医者であることが肝要です)という関係性から生ずるエロについて幾らかまとまった論考があるのですが、ここでは割愛させていただくとします。


兎角、歯医者さんには着々とエロの牙城が築かれていると思う次第なのです。


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